道の造りが市民の健康に影響

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道の造り、特に交差点の密度が市民の健康状態に影響があることを示唆する論文が発表されました。

市民がより多く歩く町では、自動車を使って移動する町に比べて、市民の健康状態がよいと想像ができます。しかし、これを科学的に証明することは非常に難しいことです。

道の造り以外の要素で、健康状態の差が生まれている可能性を排除することが困難だからです。

今回発表された論文ではカリフォルニア州の24つの町を調査し、道の密度、接続度、複雑度と健康状態を比較したそうです。そこでわかった点をいくつかご紹介します。

  • より密な道路、特に交差点の密度が高いところが肥満、糖尿病、高血圧、心臓疾患の発生率が低いことがわかりました。
  • 道の幅が平均的に広い町のほうが、健康状態が悪いことがわかりました。
  • コストコのような、大量購入をするお店がある町のほうが糖尿病と肥満率が高いことがわかりました。

これらは道路の造り、そしてそれと関係の深い自動車の使用が健康状態に影響を及ぼすことを示唆しています。
参考:http://www.theatlantic.com/health/archive/2014/08/blame-the-city/375888

日本ではこれまでの歩行優先の街づくりから、車との共生がしやすい街づくりに変わりつつあります。一部自転車にとって走りやすい町にしようという動きもあるようです。

自動車が通りやすいことは、経済的な視点からするとよいことです。それとともに発生する副産物に対して、私たちはどのように対応をしていくのでしょうか?

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執筆者紹介

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ヘルスケア・コンサルタント
谷口諭
URL: http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


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