リアリティ番組にすると、視聴者もやせるのか?

リアリティ

主人公が脚本のない現実世界で生活する様子をテレビ越しで応援する。
リアリティ番組は私たちに遠い世界を身近に感じさせたり、挑戦する勇気を与えてくれたりするものだと私は思います。
芸能人が無人島生活をしている様子を見れば「生きて行けるんだな〜」と感じ、男女がワゴン車で旅をしながら彼氏・彼女を見つける様子を見れば「もっと人生を楽しまなくちゃ」と思えるのではないでしょうか?

もし肥満症の方が診断を受けてから、いきいきとした社会生活の中で体重管理をうまくできる様子を追ったリアリティ番組がもしあったら、皆さんはどのように思うでしょうか?
減量に取り組もうとする勇気がわいたり、前向きな気持ちになったりするのでしょうか?

放送局大手と健康保険会社が恊働で、糖尿病患者教育のためのリアリティ番組を作成したのです。全16回で構成され、既に有効性が認められている糖尿病予防プログラムに基づいて設計がされました。
そしてできたコンテンツを肥満で糖尿病予備軍と診断された患者306人にオンデマンドで閲覧できるようにしたそうです。

その結果、9回以上閲覧した人が36%で、5ヶ月後平均3・3%の減量効果が認められたそうです。
テレビ視聴率36%というと高いと感じるのですが、今回のような環境ですともう少し高くあってほしいところ。
もしかしたら内容が十分魅力的ではなかったのかもしれませんね。

参考:Study: Delivering a Diabetes Prevention Program through Cable Television Programming can be Effective in Tackling Growing Public Health Crisis

治療に取り組むのはとても勇気を必要とするものだと思っています。特に生活習慣の変化を伴うものはわかっても出来ないことが多いと感じます。
「よし、がんばろう」とより多くの方に思っていただけるためにはどのようにすればいいのか、知恵を絞っていきたいですね。

<おすすめアプリ>
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執筆者紹介

satoshi2

ヘルスケア・コンサルタント
谷口諭
URL: http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


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