妊娠糖尿病とビタミンDが有効との研究結果

焼き魚

妊娠してから発症する妊娠糖尿病をご存知ですか?

1型、2型糖尿病とは違うもので、その原因や診断基準、治療の目的、管理方法などが全く違います。
妊娠糖尿病は胎盤から糖の代謝が悪くなるホルモンが出て、血糖値が上がりやすくなることによって生じます。
8人に1人の妊婦さんがかかるともいわれ、患者が多いのも特徴です。
◆参考: 妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法

この妊娠糖尿病に対してビタミンDが有効である可能性を示唆した論文が発表されました。
妊婦56人を対象にカルシウムとビタミンDが入ったサプリを与える群とコントロール群とにわけて実験をしたそうです。
その結果、サプリを服した方が空腹時血糖値、血清インシュリンレベル、インスリン感受性、それぞれの値が優位にかいぜんをしたそうです。

今回のような研究を通じて、妊娠糖尿病時の血糖管理をし、インスリン分泌能力を守れるようになることはとても大事です。
妊娠糖尿病をきっかけとして2型糖尿病になる患者は一定割合いるので、今後それを防ぐことができるようになるかもしれません。
◆参考: GDM: Vitamin D, Calcium Combo Improves Metabolic Profile

妊娠糖尿病は体型や食習慣に関わらず発症することがあります。
スクリーニングを受け、疑いがある場合は主治医の指示に従うことをおすすめいたします。
妊娠中も、産後も、健康でいられるようにしたいですね。

執筆者紹介

satoshi2

ヘルスケア・コンサルタント
谷口諭
URL: http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


掲載内容は株式会社ウェルビーの見解を述べるものではございません。 (すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。


糖尿病や生活習慣病の患者さんのための

つながる自己管理ノート

アプリのダウンロードはこちらから

糖尿病をはじめとする生活習慣病にとりくむために、
自ら情報を得て、自ら行動し、自ら判断出来るクラウドサービス