糖尿病治療を続けてもらうためにはどうすればいいのか?

ビジネスマン

糖尿病患者なら誰でも、途中で治療を辞めたいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか?
そのとき、どのような原因でしたか?

糖尿病とは長くつき合うものですから、その中で治療に対して”波”があって自然だと感じています。
私が知っている患者の多くも、体調や生活環境の変化等によって”波”があったとしています。

その波を乗り越えられればいいのですが、残念ながらそこで治療を治療を中断し、体調を悪化させるケースがあります。
このようなケースがどのくらいの頻度で起こり、その原因は何なのか?
先日糖尿病患者の追跡調査結果が発表されました。

糖尿病治療を2ヶ月以上中断する人の割合は、通常診療においては8%でした。
受診している糖尿病患者が500万人いるとすると、毎年41万人もが毎年中断をしていることになります。
これは非常に大きな数字だと感じます。

一方で、電話や手紙を通じて積極的に受診を呼びかけることによって中断率を大きく減らすことができることがわかりました。
今回の調査では62%減少をさせることができました。
加えて、治療を中断した人の中断理由として以下のような理由が多いことがわかりました。
・仕事や学業が忙しいため (24.6%)
・医療費が経済的負担なため(15.8%)
この問題解決方法を一緒に提示して差し上げることによって、より大きな改善が見込めると考えられます。
◆参考: 戦略研究事例 ~糖尿病予防のための戦略研究

場合によっては一生病気とつき合う糖尿病の場合、「治療しなさい」「我慢しなさい」だけでは通用しないと感じています。
どのようにして患者本人のニーズや思いと健康をバランスさせることができるのか、このような研究を基に考えて行きたいですね。

執筆者紹介

satoshi2

ヘルスケア・コンサルタント
谷口諭
URL: http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


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