注射しなくてよいGLP-1受容体作動薬開発へ


GLP-1受容体作動薬はインスリン分泌促進作用がある薬です。
通常は体はGLP-1を一定時間分泌すると、DPP-4という物質を分泌してインスリンの分泌を止めようとします。GLP-1受容体作動薬はDPP-4によって分解がされにくいように特別な加工がされています。よって、より長期間にわたって通常より多くのインスリンが分泌されるようになるのです。

GLP-1受容体作動薬はインスリン分泌能力がまだ残存している患者にとって非常に有効な薬であると認められています。しかし、現在は注射をもって投与をする必要があり、それが多くの患者にとって阻害要因となっています。

そこで、宮崎大学の研究地チームは鼻から吸引するGLP-1受容体作動薬を開発し、臨床実験をしたそうです。
2週間にわたり26名の2型糖尿病患者を対象に実験を行った結果、血糖値を降下させる効果が認められたそうです。また、副作用等の報告もなかったそうです。
参考: 宮崎大開発の経鼻GLP-1製剤,臨床的有用性を確認

今後より長期的にわたる臨床実験がなされたのち、販売が予定されているとのことです。
より服薬がしやすい薬の開発につながるといいですね。

執筆者紹介

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ヘルスケア・コンサルタント
谷口 諭
URL: http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


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