"ベータ細胞袋"を直接体内に埋め込む技術開発へ


インスリンを投薬・服薬する技術の開発が進んでいます。
しかし、これまでは注射をするか、自動的に注射をするポンプを着けるかの選択肢でした。
以前、ここでも体内に埋め込むポンプをご紹介しました。

しかし、まったく違う視点で開発を進めている企業があります。
インスリンを投与できるようにするのではなく、インスリンを分泌する細胞を体内に埋め込む技術の開発がされているのです。
ベータ細胞と同じ働きをする細胞を特殊な袋にいれ、体内に埋め込めます。体の組織はこの袋を取り込み、必要に応じて細胞からインスリンを受け取れるようになるそうです。
参考: Sernova’s Cell Pouch System

現在動物実験は無事終え、患者での臨床実験を開始しているそうです。
すでに袋を30日以上埋め込んでいても安全であることは証明ができたとのことです。

「この技術を開発することで1型糖尿病の患者が様々な高い医療機器を買わないで済むようにしたい。」と開発者は語っていました。

より恒久的な問題解決の技術なだけに、今後の進展が楽しみです。

参考: New Diabetes Therapy to Replace Insulin Injections

執筆者紹介

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ヘルスケア・コンサルタント
谷口 諭
URL:
http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


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