こんにちは!Welbyメディアの南です。
みなさんはご自身の血管年齢をご存知でしょうか。血管年齢はその名の通り、全身に張り巡らされた血管の老化度合いを表した数値のことをいいます。血管年齢が老化する原因には、高血糖、高血圧、中性脂肪が高い状態などがあり、生活習慣が血管年齢に影響しています。
そして血管年齢の高齢化が進むと、「動脈硬化」を引き起こすリスクが高まります。血管が硬くなったり、様々な物質が血管内に留まったりして、血液の流れを悪くしてしまいます。
その結果、「心筋梗塞」や「狭心症」、「脳卒中」など死に直結することもある危険な疾患を引き起こす可能性があります。つまり、今のご自身の血管年齢を知ることは健康な生活を続けるうえで非常に大切です。そして、その血管年齢を記録するツールとして「Welbyマイカルテ」があります。
以前ご紹介したように、世界、そして日本ではIT技術が急速に発達しています。その一例として生活習慣病患者さんの自己管理をサポートするアプリケーション「Welbyマイカルテ」は様々な測定機器と連携できます。測定からデータの記録までにかかる時間・手間を軽減することができます。
今回はそんな「Welbyマイカルテ」とフクダ電子「血圧脈波検査装置VaSera VS-3000」の連携方法をご紹介いたします。
目次
1.「Welbyマイカルテ」とは

「Welbyマイカルテ」とは
まずは「Welbyマイカルテ」についてご紹介します。
生活習慣病の患者さんの自己管理をサポートするアプリ
「Welbyマイカルテ」は「動脈硬化」をはじめ、「糖尿病」や「高血圧」などの生活習慣病の患者さんの自己管理をサポートするアプリケーションです。日々食事や運動、そして様々な検査値を簡単に記録することができます。生活習慣を改善するには、理想とする生活習慣と現在の状況に、どんな違いがあるかを知ることが効果的だと言われています。そのためには、毎日の状態を「記録」することが大切です。生活習慣が変わるまでのメカニズムを理解したい方は、下記の記事が参考になります。
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「生活習慣病の重症化予防・治療」なぜ生活習慣の記録が必要なのか?~人の生活習慣が変わるメカニズム~ |
多くの測定機器と連携し、従来より「らくに」「簡単に」記録できるアプリ
「Welbyマイカルテ」は今回のフクダ電子「血圧脈波検査装置VaSera VS-3000」だけでなく、血糖測定器や血圧計、体組成計などと連携し、通信規格を利用し測定したデータをアプリへ飛ばすことができます。以前まではこういった記録は紙の手帳で行われていたため、記入ミスや紛失、診察時に持っていき忘れるなどトラブルが付いて回りました。しかし「Welbyマイカルテ」を利用することにより、ちょっとしたボタンの操作で、「らくに」「簡単に」記録できるようなりました。
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iPhoneを持ち運ぶだけで運動管理!ヘルスケア(apple)と「Welbyマイカルテ」の連携で 運動の振り返りがより便利に |
医療機関とデータを共有することで“続く治療”を
「Welbyマイカルテ」では、登録したデータを医療機関と共有し、医師や管理栄養士方など医療従事者に確認してもらうことができます(※)。今まで特に普段の生活習慣を記録していなかった方が、いきなり日々の状態を記録する習慣を取り入れることは、楽なことではないかもしれません。そんな時に、「アプリを介して『見守って』もらうこと」が、治療継続へのモチベーションに繋がっていると感じる患者さんもいらっしゃいます。
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「使いやすく、患者さんを見守れる、治療が続くアプリ」 【江の島弁天クリニック 院長 松村浩道 氏】 |
2.フクダ電子「血圧脈波検査装置VaSera VS-3000」とは

「血圧脈波検査装置」と「Welbyマイカルテ」の連携で血管年齢を把握
画像出典:http://www.fukuda.co.jp/medical/products/vascular_screening/vs_3000.html
フクダ電子社が提供する、プリンター一体型の血圧脈波検査装置で、さまざまな医療機関に導入されています。
■特長
・より見やすく、より操作しやすい大画面15インチタッチパネルカラー液晶。
・検査結果は、210mmサーマルプリンタに加え、カラープリンタ(オプション)でA4サイズ紙にも印刷可能。
・任意の場所を計測するフリーズ機能で、不整脈など波形の乱れが生じやすいデータでも適切な連続波形を選択し、計測することが可能。
3.連携方法
3-1.「Welbyマイカルテ」 右下の「連携マーク」をタップし、リストから「血管年齢QRコード」をタップします。
3-2.「QRコードにかざしてください」画面が表示されたら、レポートの裏面にあるQRコードにかざして読み込みます。
3-3.読み込んだデータが表示されます。「OK」をタップし、データを登録します。
3-4.アプリのTOP画面で、「血管年齢」をタップします。
3-5.連携したデータが確認できます。
3-6.入力したデータは、一覧やグラフでかんたんに振り返ることができます。
4.まとめ
今回は「Welbyマイカルテ」とフクダ電子「血圧脈波検査装置VaSera VS-3000」の連携方法をご紹介しました。「Welbyマイカルテ」は家庭用の測定機器のみならず、医療用の測定機器とも連記できるようになりました。先にも触れたとおり、日々のご自身の状態を把握することは、健康を保つこと、疾患の重症化を防ぐこと、どちらの面でも重要です。医療現場でも使われる「Welbyマイカルテ」、まだご利用でない方はこの機会に一度試してみてはいかがでしょうか。
著者紹介
本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。