広がる糖尿病療養指導士の活動① 〜CDEとは?〜

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自分が糖尿病と言われたら。家族が糖尿病になったら。身近に相談できる人はいますか?気持ちを打ち明けたり、話を聞いてくれる人はいるでしょうか。家族や親友にもはじめは相談できないかもしれません。インターネットではたくさん情報があふれていて、自分の知りたいことを的確に教えてくれるとは限りません。

糖尿病治療の大きな目的は、長年にわたる高血糖状態がもたらす合併症の発症を予防することと、合併症が進むことを抑えることにあります。
小児から成人、そして高齢者にわたるまで幅広い年齢層の患者さんがおり、そのため日常生活はかなり個人差があるといえます。
糖尿病治療は病気の状態にもよりますが、食事・運動・薬物療法の三本柱が基本になります。主治医がそれらを決定したり処方しますが、実践するのは患者さん本人の自己管理になります。そのため、生活指導が治療そのものになりうると考えられています。

そこで生活におけることを相談できる人=糖尿病療養指導士(CDE=Certified Diabetes Educator)という資格を持った医療従事者がいます。アメリカやカナダ、オーストラリアなどでは1970年代のはじめよりCDE制度が発足しています。台湾でも、CDE制度があり、医療機関に在籍の有無が病院の格付けの参考にされているそうです。

日本においては看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられる資格で、CDEJに認定されるということは、糖尿病の治療において生活指導の専門家であるということになります。平成26年6月時における統計によると、看護師・准看護師8,793名、管理栄養士・栄養士4,332名、薬剤師2,752名、臨床検査技師1,584名、理学療法士918名の合計18,379名のCDEJがいます。

糖尿病療養指導士(以下、CDE)は医療機関だけでなく保健所は市町村の保健センター、老人福祉関連の施設、介護保険法関連施設、教育機関や薬局、リハビリセンターなどに存在します。

日本糖尿病療養指導士が在籍している施設を探すには
◆日本糖尿病療養指導士認定機構
http://www.cdej.gr.jp/modules/cdej/index.php?content_id=2

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糖尿病療養指導士の活動②〜生活相談の窓口として〜
http://media.welby.jp/alimentotherapy/8204/

執筆者紹介

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管理栄養士・糖尿病療養指導士
加藤知子
URL: http://shokusupport.com

急性期の病院勤務を経て、外来栄養指導や訪問栄養指導に携わっている。現在は透析クリニックにて、通院患者さんの栄養状態の管理や食事相談を担当している。 WEBサイト・雑誌・書籍へのレシピ提案も精力的に行っている。


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