上手に活用したい塩分計

150319_塩分計

みなさんは塩分計を活用したことがありますか?塩分計とは液体や調味料などに含まれる食塩量を計測する道具で、栄養士の七つ道具のひとつです。食品成分表示にて、調味料には食塩量の表示がされることが増えました。しかし自分自身が作った料理にどれくらい塩分が含まれるのか確認したいときに塩分計で測定することは、食塩摂取量を管理したい場合にはとても参考になります。

「自分の舌はあまり当てにならない」そう思ったのは、温度の変化が味の感じ方を変えてしまうことがあるためです。高温ですと塩味を感じにくく、逆に温度が下がり冷たいと塩辛く感じます。アツアツのスープですと、実際の塩分量は濃くても、温度のために薄く感じやすいのです。調理をする方が経験することが多いのですが、味見の段階で「もう少し塩味を足そう」と思って味付けをしたのちに、実際に食べるときには少し温度が下がりますから「味が濃い」と言われかねないのです。温かい料理を作るときは「少し塩味が足りないかな」というところで完成させてもよいのかもしれません。
この温度による味の感じ方の作用を利用して、冷たくして食べる和え物、酢の物、お浸し、生野菜サラダのドレッシングなどは食塩量を控えめにしても十分美味しく食べることができます。
特に味の感じ方は加齢とともに感じにくくなると言われていますが、特に塩味は若年よりも高齢者の方が感じにくくなるようです。これら加齢の影響の他に、喫煙の有無、義歯使用状況でもさらに味の感じ方は変わるようです。

■使ってみました!~塩分計の活用例~

①普段よく作る汁物の食塩含有量を測定しました(写真参照)
150319_塩分計
塩分計には0.39%と表示されています。汁物の量は150ml飲みましたので、0.39×1.5=0.585。
150mlのスープ=約0.6gの食塩を摂取したことがわかります。
汁物ですと0.8~0.9%がちょうど良いと言われますが、このスープの場合は0.39%と薄味です。野菜のうま味とコショウのスパイスを利かせているのであまりうすい味が気になりません。

②どのくらい食塩が含まれるかわからない液体の測定
・自家製ドレッシングの食塩含有量
・自家製梅干を作った際に生じた「梅酢」の食塩含有量

チェックして食塩含有量を知っておくと安心ですね。

<関連サービス>
◆Welby血圧ノート
http://www.welby.jp/service/bp/
◆Welby血糖値ノート
http://www.welby.jp/service/bs/
◆Welby食事ノート
http://www.welby.jp/service/meal/
◆Welby食事アルバム
http://www.welby.jp/service/album/
◆Welbyシェア
https://share.welby.jp/pages/about
◆Welbyマイカルテ
https://mykarte.welby.jp/pages/about

執筆者紹介

about-photo01

管理栄養士・糖尿病療養指導士
加藤知子
URL: http://shokusupport.com

急性期の病院勤務を経て、外来栄養指導や訪問栄養指導に携わっている。現在は透析クリニックにて、通院患者さんの栄養状態の管理や食事相談を担当している。 WEBサイト・雑誌・書籍へのレシピ提案も精力的に行っている。


掲載内容は株式会社ウェルビーの見解を述べるものではございません。 (すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。


糖尿病や生活習慣病の患者さんのための

つながる自己管理ノート

アプリのダウンロードはこちらから

糖尿病をはじめとする生活習慣病にとりくむために、
自ら情報を得て、自ら行動し、自ら判断出来るクラウドサービス