質の良い油の選び方②

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先週に引き続き、今週は話題の油についてです。
サラダ油やオリーブオイルだけではもったいない!というくらいに様々な油が市場に出回っています。2種類の油について今回はご紹介したいと思います。
目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

①セレブも愛用「ココナッツ油」

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スーパーモデルやセレブリティの間で流行したココナッツ油。植物油のなかでは珍しく、飽和脂肪酸、中鎖脂肪酸が含まれています。中鎖脂肪酸は体内ですばやくエネルギーとして利用されやすいため、体脂肪になりにくくダイエットに効果的とうたわれています。その他、認知症予防効果についての研究もおこなわれています。

ココナッツ油はヤシの実からとれる油。加熱した果肉をすりおろして水を加えて絞ったものをココナッツミルクといいます。さらにココナッツミルクを加熱して油分を取り出したものが「ココナッツ油」といいます。融点(個体が溶けて液体になる温度)が25℃であり、固まると白い固形分となり、溶けると無色透明の液体になります。
大さじ1杯(12g)=約103kcal とエネルギーはあるので、摂り過ぎはエネルギーオーバーになりますので、1日1~2杯程度を目安に使用してはいかがでしょうか。
軽い口当たりとココナッツの風味が特徴で、炒め物、お菓子作りに使用したり、温かい飲み物に溶かしてもよく合います。

②オメガ3「えごま油」

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えごまというのはしそ科の植物で、ごまの仲間ではありません。えごまを圧搾して作られるのがえごま油です。やや黄色がかった透明の油で、独特の風味があります。必須脂肪酸であり日本人に不足しやすいα-リノレン酸(オメガ3)を豊富に含んでいます。必須脂肪酸はヒトの体内で合成することが出来ず、食品から摂取する必要がある脂肪酸です。α―リノレン酸は、体内に入ると一部がDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)に変わり、動脈硬化やアレルギー反応を抑えると言われます。小さじ1杯(4g)で、オメガ3脂肪酸の1日の摂取目標量が摂れます。
非加熱で使用するのがポイントなので、料理の仕上げに回しかけたり、冷たい飲み物にいれてもコクが出ておいしくいただけます。直射日光には弱いので、遮光で常温の暗い場所に保管します。開封したものは冷蔵庫に保管します。

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◆質の良い油の選び方①
http://media.welby.jp/alimentotherapy/7203/

執筆者紹介

about-photo01

管理栄養士・糖尿病療養指導士
加藤知子
URL: http://shokusupport.com

急性期の病院勤務を経て、外来栄養指導や訪問栄養指導に携わっている。現在は透析クリニックにて、通院患者さんの栄養状態の管理や食事相談を担当している。 WEBサイト・雑誌・書籍へのレシピ提案も精力的に行っている。


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