ドライフルーツは生の果物の代わりになる?

ドライフルーツ2

患者さんからの質問シリーズです。

「ドライフルーツは生果物の代わりとして食べて良いでしょうか?」

朝食にグラノーラとドライフルーツを合わせたり、おやつとして間食にドライフルーツを食べる方が増えています。健康志向の強い女性を中心に、大変人気を集めています。レーズンやアプリコット、プルーン、マンゴー、パインアップル、クランベリー、なつめやクコの実、日本で昔から親しまれている干し柿などたくさんの果物がドライフルーツとして存在します。

回答としましては、ドライフルーツ(干した果物)は生果物と別のものと考えます。

(栄養成分の例)同量での比較ですが、栄養成分には差があります。

エネルギー 水分 炭水化物 カリウム 食物繊維
ぶどう(巨峰)
1粒(可食部10g)
6kcal 8.4g 1.6g 13mg 0.1g
レーズン
15粒(10g)
30 kcal 1.5g 8.1g 74mg 0.4g

生果物は水分(果物の種類によってはビタミンC等)が多く含まれますが、ドライフルーツは果物を天日で干したり、砂糖に漬けて乾燥させているため、水分が少なくなり少量でも糖分が高くなります。

傷みやすく日持ちがしない生果物と比較してドライフルーツは保存性が高まるため、菓子や料理などに加工しやすくなったり、流通面でも便利になります。
天日で干すことにより水分が蒸発し、砂糖に漬けることで浸透圧により果物の水分が外に出ます。また、油で揚げて作ったドライフルーツ、フリーズドライ(食品を冷凍したものを真空状態にし、水分を気化する)などの製法があります。
食べるときは下記の製法や原材料名、栄養成分などをチェックしてみましょう。血糖値や中性脂肪値が気になる方は、砂糖不使用のタイプを選ぶと良いでしょう。

  • 砂糖不使用タイプ
  • 砂糖漬けタイプ
  • 油脂を使用しているタイプ(果物チップスや野菜チップス等も含む)
  • フリーズドライタイプ(砂糖不使用)

おすすめは天日干しにした砂糖不使用のドライフルーツです。砂糖漬けタイプのものに比べて甘さは控えめですが、果物の独特の酸味と甘味を楽しむことができます。
ドライフルーツ
(写真は砂糖不使用のパインアップルとマンゴーです)

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執筆者紹介

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管理栄養士・糖尿病療養指導士
加藤知子
URL: http://shokusupport.com

急性期の病院勤務を経て、外来栄養指導や訪問栄養指導に携わっている。現在は透析クリニックにて、通院患者さんの栄養状態の管理や食事相談を担当している。 WEBサイト・雑誌・書籍へのレシピ提案も精力的に行っている。


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