糖尿病患者さんは間食厳禁?ほどほどなら問題ない?<後編>~砂糖不使用のスコーンを作ってみた~

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こんにちは!Welbyメディア編集の浅野です。

前記事の最後に触れました通り、今回は糖尿病患者の方でも食べられる間食を作っていきます。砂糖など血糖値を急激に上げてしまう材料を使わないレシピで、作り方や味などをご紹介していきたいと思います。様々な書籍やネットでもレシピを見つけることはできますが、大切なのは「おいしいかどうか」ですよね!笑

そしてこれらの感触が実際においしいかどうかは作って食べてみなければわかりません。
ということで今回は、「スコーン」にチャレンジします!


1.スコーンの材料(8個分)

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・パンケーキミックス 200g
・メープルシロップ 20cc
・豆乳 80cc
・ミックスナッツ お好みで少々

(参考レシピ)
http://cookpad.com/recipe/639770

2.作り方~完成まで

①パンケーキミックス、豆乳を全てビニール袋に入れ写真のように混ざるまで揉む

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②よく混ざったらミックスナッツを加え、8等分にする

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③オーブンシートを敷いた天板に等間隔で切った生地を置き、
200度に余熱したオーブンで15分ほど焼き、完成

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こちらが完成品です!Welbyメディアのメンバーにも味見をしてもらいましたが、(意外にも?!)「おいしいね!」という意見を多く好評でした! 甘さは比較的控えめですが、少しメープルシロップなどをつけながら食べると満足感が得られます。ただし、付け過ぎには気を付けてくださいね。

作り方も材料も普通のお菓子と変わらないように思えますが、ポイントが幾つかあります。

3.作るときのポイント

ポイント①パンケーキミックス
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こちらは先ほどの材料の写真です。右下のパンケーキミックスですが一見普通のものに見えます。実はこちら、原料に大豆をつかっています。そして、簡単にスーパーなどで手に入ります。見た目は、通常のパンケーキミックスよりも少し黄色っぽく粒が大きいような気がしましたが、それ以外は何も変わらないという印象でした。通常のパンケーキミックスよりも糖質が26%(販売会社比較)削減されています。

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ポイント②味付けには砂糖ではなくメープルシロップを使用
多くのお菓子には砂糖が使われていますが、今回は味付けとしてメープルシロップで代用しました。

メープルシロップと砂糖にはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれ100gあたりで比較し、表にしてみました。

 

メープルシロップ

白砂糖

カロリー

257kcal

384kcal

炭水化物

66.3g

99.2g

血糖上昇(GI値)

緩やか(73)

急上昇(109)

※「カロリー」「炭水化物」は日本食品標準成分表より引用

※血糖上昇(GI値)はhttp://lifestyleorganizer.net/food/bestsweeteners/より引用

カロリー・糖質ともにメープルシロップの方が低いことがわかります。特に注目したいのは血糖値の上昇についてです。高血糖状態が続くことを防ぐためには、摂取後に血糖値の上昇が緩やかなものを選んでいくことが重要になります。

ポイントミックスナッツ

スコーンにはチョコレート、ブルーベリなどがよく入っていますが、今回はメープルシロップと相性も良く、血糖値を緩やかに上昇させるミックスナッツを入れました。ただし、ミックスナッツには中食塩や植物油を含んでいるものもあるので、購入の際に確認が必要です。

4.まとめ

今回はスコーンにチャレンジしてみました。甘さは控えめなものの「思っていたよりも、おいしく!」というのが今回の感想です。糖尿病患者さん向けのお菓子のレシピは、他にもネットなどで多く見つけることができます。今後もいろんな料理や間食を作ってご紹介しつつ、ゆくゆくは「おいしかったランキング」みたいなものも書いていければなあ、と思っています。

さて、前編後編に分け、糖尿病治療中の方が間食を食べてもいいのか?というテーマについて書きました。間食に限らず、糖尿病患者さんは趣味嗜好について様々な制限を受けることが多くあります。つまり我慢が必要になります。しかし、我慢は目的ではありません。治療が大変だと感じたときは、目的は「我慢」ではなく「治療」だということを思い出して、どんな選択・行動をすることがより治療に効果的なのかを勉強し、考え、行動することが大切なのではないかと思います。

※本エントリーの内容は、疾患の進行度によって間食を完全に控えるべきか否かの判断が変わる可能性がある、という前提のもとのお話しになります。詳しくは、かかりつけの医師にご相談ください。


著者紹介

浅野 可奈子

都内某大学の薬学部3年生

病院や薬局で活躍する薬剤師に憧れ、薬学部に入学。他学部の学生や社会人の話を聞く中で、病院や薬局のほかに、医療の知識が役立つ場所・機会があると知る。
生活習慣病患者向けアプリ「Welbyマイカルテ」を知り、アプリを提供するWelbyへ。薬学部生としての知識を生かすべく、Welby Mediaの執筆を担当。記事執筆を通じて、身近なようでなかなか考える機会の少ない、「健康の大切さ」を伝えていく。
好きな事は人と話をすること、コーヒーを飲むこと、ワクワクすること。


本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。


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