なぜ1日3食?なぜおやつは15時?食事や間食について詳しく知ろう!

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こんにちは!Welby Media編集の南です。

梅雨に入り、じめじめした気候が続いていますね。よく傘を忘れる私は、
ここ1週間で2本のビニール傘を購入する羽目になりました。


1.なぜ食事は1日3食なのか?

私たち現代人は生まれてこの方、1日3食の生活を基本としていました。
しかし、なぜ3食なのでしょうか?

 

理由は、
「現代の社会生活に適したパフォーマンスを発揮するために体内時計の調整が必要であるから」
と考えられます。

体内時計とは食事や排せつ、睡眠などの人間の行動を「時間的住み分け」と
「行動の時間配分」を行う機能のことで、この体内時計は
食事、光、温度などによって影響を受け、修正されます。

「寝る前に携帯やPCを見ないほうが良い」「朝日を浴びたほうが良い」
「夜眠れないときはホットミルクを飲む」という意見を聞いたことがあるかと思いますが、
これは体の仕組み、つまるところ体内時計に基づいた意見だったということです。

 

照明機器の普及など文明の発達により、昔に比べ人間の活動時間、
活動時間帯は変化してきました。そういった変化や、医学栄養学の研究が進んだことにより
「現代人の生活には1日3食が適している」という考え方が一般的になってきたようです。
(もちろん関連学問の研究は今後もより進んでいくでしょうし、私たちの生活リズムも
変わっていく可能性はあるので、一概に3食がベストだとは言い切れませんが)

また、その他にも食事の間隔をあけすぎるとたくさん食べてしまいやすくなり
胃腸に負担がかかる、空腹になりすぎると体がより栄養を吸収しようとするようになり、
脂肪がつきやすくなるなどといった理由もあります。

ちなみに、実は元来日本では江戸時代後期まで1日2食が基本だったそうです。

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元々農民や職人は体力仕事がメインなので3食以上が主流
(地域によっては5,6食のところもあったらしい)でしたが、
戦国時代に移り、より肉体労働が増えるにつれて3食食べることが当たり前になってきたようです。
※他にも、発明したトースターを売るためにエジソンが「1日3食が良い」と吹聴したとか、
時計が普及しだした明治以降に人々が時計に合わせて生活するようになったからなど、様々な説があります。

 

2.「3時のおやつ」には理由があった

〽 カステラ一番♪電話は二番♪三時のおやつは文明堂~♪

きっとご存知の方も多いはず。文明堂の僕の子供のころはよくテレビではやっていたCMですが、
最近は見かけなくなってしまいましたね。

 

おやつは3時というのも「当たり前」なのですが、なぜ3時なのでしょうか?

そこには「BMAL1(ビーマルワン)」が関係しています。このBMAL1というのは
昼に使ったエネルギーを夜間で補てんし、体内で生活リズムの働きを整えるという働きを持つ
たんぱく質の一種です。夜間はBMAL1が増加し、昼間は数が減少します。

このBMAL1の数が増えるのは22時以降と言われており、逆に最も少ない時間が午後の3時前後だそうです。
よっておやつを食べるのを3時前後にすることで、余分に脂肪をため込まずにすむ可能性が大きくなります。

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また、おやつの語源は(先ほどのお話しともリンクしますが)江戸時代以前にさかのぼります。
基本1日2食だった時代では、疲労回復のため午後3時前後に間食をする習慣があったようで、
この時間は「八つ刻」と呼ばれていました。そこから、その時間の間食を「おやつ」と
呼ぶようになったことに起因して、間食を総称しておやつというようになったそうです。

 

3.「よく噛んで食べること」はメリットだらけ!

「どんな食事を食べるか」「何回食べるか」「いつ食べるか」を気にされる方はいらっしゃいますが、
「どれだけ噛んでいるか」まで意識して食事する方は少ないと思います。
「よく噛んで食べると良い」という話は耳にしたことがあると思いますが、
いざ食事になると忘れちゃったりしますよね。

ですが、実際よく噛むことのメリットはたくさんあります。ぱっと思いつくのは
「よく噛むことで消化が良くなるから胃腸にやさしい」くらいでしょうか。
以下、よく噛むことによるメリットを書いていきますので参考にしてみてください。

 

・虫歯予防

・免疫力アップ、がんの予防

・脳の活性化

・血糖値の急激な上昇を防ぐ

 

などなど。特に重要なのは血糖値の急激な上昇を抑えるという効果ですね。
目安は(よく耳にするように)1口あたり30回が理想です。
今回は健康面に関してだけ列挙しましたが、もちろん「ダイエット」「美肌」
「アンチエイジング」といった美容効果もあります。

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(それは噛んじゃダメ!)

ちなみに私は「1000回噛むのにそれくらい時間がかかるのか」という実験を
ストップウォッチ片手に行ったことがありますが、6分程かかりました。
おそらく1食あたり1時間半くらいかかります。当然お勧めしません(笑)

 

4.まとめ

・「1日3食」という食事習慣は現代社会と体内時計に起因している(と考えられる)
・体にエネルギーを蓄える「BMAL1」や間食を考慮するとおやつは午後3時ころが良い
・よく噛んで食べることは血糖値の急激な上昇を防ぐなど健康(+美容)面でメリットがたくさんある

体や栄養素について理解を深めることで、より健康な生活を送りやすくなると思います。
皆さんに役立つ情報を発信していきつつ、私もより健康で充実した生活を送れるよう、
引き続き頑張っていきたいと思います!

 

■参考
越谷レイクタウン内科 管理栄養士による栄養コラム「3回食が体に良いといわれるのはなぜ?」
http://laketown.exblog.jp/9601453
障害予防学「サーカディアンリズムと食事:ナチュラルハイジーンの考え方」
http://rehabilizyoho.com/category12/entry143.html
macaroni「『3時のおやつ』には理由があった!その正しい食べ方とは?」
http://macaro-ni.jp/9937
語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/o/oyatsu.html


著者紹介



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