糖質50%オフ、1個80kcalの 「カロリーコントロールアイス」が おいしくリニューアル

グリコアイス_ALL

江崎グリコの「カロリーコントロールアイス」といえば、2003年に発売された“糖質オフ”デザートの草分け的存在。もともと摂取カロリーや糖質量を抑えたい人をターゲットにした人気の商品だが、ここ数年でドラッグストアなどの販売店が増え、2014年の売り上げは発売当初の8倍になっているという。昨年のリニューアルで「よりおいしくなった」と、新しいファン層を開拓しつつあるようだ。

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■きっかけは管理栄養士さんの言葉

そもそもカロリーコントロールアイスが開発されたのは、当時東京医科大学八王子医療センターに勤めていた管理栄養士の福元敦子さんの「糖尿病の患者さんでも安心して食べることのできるアイスって作れないでしょうか?」という言葉がきっかけだった。
糖尿病患者の栄養指導を担当する福元さんは、スイーツの中でも特に「アイスが食べたい」という人が多いことを知っていた。2001年に始まった江崎グリコと東京医科大学の共同開発では、
(1)1個が1単位(80kcal)で、栄養計算がしやすいこと
(2)砂糖を使わず、食物繊維を配合すること
(3)一般的なミニカップと同等の量で、満足感が得られること
などの高いハードルを設定し、発売までに2年かかった。甘さは甘味料の組み合わせの工夫でアイスに合うブレンドを探し、食物繊維と豆腐を加えることでなめらかな食感と食べ応えを出せるようになった。当初は医療センターを始めとする病院内の売店などで売っていたが、ニーズが高く、次第にコンビニや通販、スーパー、ドラッグストアへと販路を拡大していった。
当初はカップアイスのみだったが、モナカタイプやフルーツなどのソースと一緒に味わうジェラートタイプなど8種類が揃う。どれも砂糖不使用、食物繊維6g以上配合、豆腐使用で1個80kcalだ。
実は「カロリーの低いアイス」を作るのは引き算の問題でそれほど難しいことではない。ただ、嗜好品として「アイスを食べる喜び」を感じられる域に達する美味しさに仕上げるのが難しいのだ。

■糖質オフでも美味しいアイスを作る京大との共同研究

もともと「1個を80kcalにする」というところがスタートだったカロリーコントロールアイスだが、糖尿病や予備軍人口の増加などの傾向をつかみ、“糖質オフ”の波に乗るのも早かった。2009年には「糖質50%オフ」アイスの商品開発を始めている。京都大学との共同研究では、アイスの美味しさの要素として大きい「油の美味しさ」を追求。独自技術で特許も取得している“旨みとコクの素”とでも呼ぶべき新素材の開発に成功した。
2013年にはカップタイプで、普通のラクトアイスと比べて糖質50%オフを実現。現在、モナカは40%オフ、ジェラートは30%オフとなっている。
昨年のリニューアルで、カップタイプはバニラ、バニラ&チョコクランチ、ラムレーズンの3種類になった。糖質の少ない乳製品探しから、チョコクッキーやレーズンなどの副素材でも低糖質原料を開発するなど、時間と手間をかけている。

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バニラはマダガスカル産のバニラビーンズ入り、バニラ&チョコクランチには砂糖不使用でビターテイストのクッキークランチ、ラムレーズンはオールドジャマイカラムの芳醇な香りと、「大人のお楽しみ」にふさわしい味わいが楽しめる。

◆グリコカロリーコントロールアイス
http://www.glico.co.jp/ice/ice/cc_ice/
◆グリコネットショップ
http://shop.glico.co.jp/gift-food/cc.html

(取材・文/竹島由起)


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