食生活の悪化はテレビの影響なのか?

TV悪影響

生活習慣病は、その名の通り、長年の生活習慣の蓄積によって引き起こされるものです。
それでは、その生活習慣はいつから始まったものなのでしょうか?
生活習慣が形成されるきっかけやプロセスの理解が進めば、健康的な生活習慣を促すこともできるかもしれません。

そこで英国の研究班はテレビの影響を疑い、調査を行いました。
特に子供向け番組に注目をし、その中で食事がどの程度登場し、それがどのような文脈であったのかを調べました。

その結果、いくつか興味深い事実を明らかにしました。

たとえば、
・健康によくないお菓子が食事登場数の47.5%を構成していました
・清涼飲料が飲料登場数の25%を構成していました
これらが不健康な食事生活を促進している可能性があるとしました。

興味深いデータとして、
ゴールデンタイムでは飲食の登場が1時間あたり6-9回程度であったにも関わらず、ディズニー番組では1時間あたり16.6回と高いことがわかったそうです。

これらに加えて、「主人公が不健康な食生活をしているにも関わらず、肥満体形でないことが間違った印象を与える可能性がある」としました。
◆参考: TV gives children a ‘bad example’ on food

これらのデータを前にすると、バランスの取れた食事を「当たり前」として幼少期に伝えていないことを改めて考えさせられます。
それが不健康的な生活習慣の原因であるとすることはできませんが、どのようにすればより多くの人に正しい生活習慣を身につけてもらえるのか、今後考えていく必要があると感じました。

執筆者紹介

satoshi2

ヘルスケア・コンサルタント
谷口諭
URL: http://www.mystar-japan.biz/

糖尿病患者団体マイスター・ジャパンの事務局、YOKOHAMA-VOXのスタッフを務める。炭水化物量検索アプリ「Carbodata」の運営をする他、教育的観点からのヘルスケア分野の著作、セミナーの開発を行う。


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