[PR] 糖尿病について学ぼう(3) 目標を設定して生活習慣を見直そう

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「糖尿病を学ぼう」シリーズは、「糖尿病」の治療や予防に取り組む方に向けた、疾患を学び、治療に取り組むことのサポートを目的としたエントリーです。
「糖尿病を学ぼう」シリーズの第3弾となる本エントリーでは、「糖尿病」と診断された方、またはその疑いがある方向けに、「糖尿病」の治療目標/行動目標について解説します。

1.糖尿病の治療目標とは?

治療目標を知る

治療目標を知る

「糖尿病」の治療目標を皆さんはご存知でしょうか。
日本糖尿病学会の策定している「糖尿病治療ガイド2016‐2017」では、
「糖尿病の治療目標は、健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持と寿命の確保である」とされています。

つまり健康な人と同じように生活に不便がなく、「糖尿病」による症状もなく、生きていけることです。「糖尿病」といっても、合併症がない状態ではほとんど自覚症状がなく、健康な人と変わらない日常生活を送ることができます。
しかし、血糖値の高い状態が続き、血管や神経に障害が蓄積されていくと、「糖尿病網膜症」による失明、「糖尿病神経障害」によるしびれ、足の切断、腎機能低下により透析をしないと生きていけない状態になるなどひとたび合併症を引き起こしてしまうとQOLが一気に低下し、さらに寿命が短くなってしまいます。

「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持と寿命の確保」という治療目標を達成するためには、血糖値をしっかりコントロールし、合併症にならないようにすることが重要です。皆さんはご自身のこの血糖コントロールの目標をご存じですか?
血糖コントロールの指標はいくつかありますが、一般的によく用いられるのは、患者さんの1~2か月間の平均的な血糖値を反映する指標であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)です。
まずはこのHbA1cのご自身の治療目標がいくつなのか、また今自分はどの程度なのかということを確認することからはじめましょう。

血糖コントロールの指標・目標

血糖コントロールの指標・目標

合併症予防のためのHbA1cの目標値(NGSP)は7.0%未満ですが、患者さんの状態によって、目標値は異なるため、詳細はかかりつけ医に相談しましょう。

次に、このHbA1cの目標値を達成、維持するために、処方されたお薬をきっちり飲むだけでなく、できることから生活習慣の改善を行うことが重要です。そのためにはまず、ご自身で日常生活の目標を設定してみましょう。

2.日常生活の目標を設定する

行動目標を設定する

行動目標を設定する

血糖コントロールの指標としてHbA1cについて解説しましたが、日ごろ私たち自身が意識できる日常生活の目標にはどのようなものがあるか紹介します。

BMI(標準体重の維持)

BMIという言葉をご存じでしょうか?BMIとはボディ・マス・インデックス(Body Mass Index)の略で、肥満度を測るための国際的な指標です。

計算式「体重(kg)÷身長(m)2」で算出される数値です。

例えば、身長170㎝、体重60kgであれば、
65(kg)÷1.7(m)÷1.7(m)≒22.5と算出されます。

BMIの数値が22となる体重を「標準体重」と呼び、医学的に最も病気が少ない数値といわれています。170㎝の人は、22(BMI)×1.7(m)×1.7(m)=63.58kgが標準体重ということになります。

このBMIが25以上となると「肥満」とされます。
患者さんの状態にもよりますが、「肥満」のままでは「糖尿病」は治療しても血糖値が下がりにくくなりるため、「糖尿病」の患者さんは特に「標準体重」を目指すべきと考えられています。また、「肥満」では「糖尿病」以外の生活習慣病、例えば「高血圧」や「脂質異常症」などを発病するリスクが高まります。そうなると合併症の危険がさらに高くなってしまいます。逆に「肥満」の「糖尿病」患者さんが減量すると、血糖値が下がることが多いといわれています。

現在の体重からご自身の目標体重をBMI参考に設定してご自身の体重の目標を設定してみましょう。
「肥満」以上の方はまずはご自身のBMIを1減らすなど、いきなり大幅に減らすのではなく、目標を意識して食べすぎた時には翌日は食事の量を控える、一駅長めに歩いてみるなどできる範囲からスタートすることが大切です。
まずは、毎日「体重」を記録して、ご自身の状態を確認することからでも構いません。
毎朝の朝食前、毎日寝る前、など決まったタイミングで体重を測って記録してみましょう。

行動目標の設定

日常生活のコントロール目標として「体重」の目標値を設定したら、それを達成・維持するための行動目標を設定してみましょう。

例えば、食事であれば
「昼食は脂質を抑える」
「夕食にタンパク質を摂取する」
「1日の糖質量をXXg以内にする」
「野菜を食べる」
「間食をしない」
など指導をされたことがある方もいるのではないでしょうか。

運動であれば、
「階段を使う」
「1駅分歩いて帰宅する」
「1日30分散歩する」
などがあります。

行動目標を立てるときのポイント

①「極限まで具体的な」目標にする

目標を具体的にすると、イメージがわくので行動に移しやすくなり、
達成できたかどうかを客観的に判断できるというメリットがあります。
「どこで」「いつ」「なにを」「どれくらい」「どんなふうに」やるのか
考えてみるとスムーズにいくかもしれません。

②日常の恒例行事に絡める

わりとよくあるのが、「目標を立てたこと」自体を忘れてしまっているパターンです。
また、覚えていたとしても忙しくて思い出す暇もなくなってしまっているかもしれません。
そこで食事、睡眠、入浴などの日常の恒例行事と絡めて目標を設定すると、忘れてしまってもちゃんと思い出しやすくなります。

③達成したかどうか判断できる目標にする

例えば「栄養バランスに気を付けた食事をする」と目標を立てた場合、目標が定性的なため、達成できたかの判断が難しくなります。そのため、より定量的な「1日3食野菜を食べる」や「糖質をXXg以内にする」などの目標を設定するといいでしょう。

3.日々の食事や運動を記録して自分の習慣を知る

目標を立てた後は、その目標が実行できたか確認しましょう。

食事の記録

食事の記録はカロリーや栄養素などを毎食記録することは簡単なことではなく、継続しにくいという課題があります。そのため、まずはどんな食事を食べたのか、写真に残すといいでしょう。
写真を保存でき、後で振り返ることができるので、スマートフォンで記録していくことがおすすめです。

写真を保存でき、後で食事の記録を振り返ることができるスマートフォンアプリ「まいさぽ ライフログ」

運動の記録

運動の記録も同様に記録を継続して行うことは難しいと考えられる患者さんも多いものです。運動も食事と同様、日々手元にあるスマートフォンを使って記録していくと、自動的に表で表示してくれるので、後で振り返るときに便利です。無料のアプリが提供されているので、一度試してみてはどうでしょうか。
写真を保存でき、後で食事の記録を振り返ることができるスマートフォンアプリ「まいさぽ ライフログ」

4.食事・運動習慣を知ることで自身の改善点を知る

「糖尿病」は生活習慣病の一つであり、食事や運動などの日々の習慣の改善が必要です。自身の生活習慣を把握することにより、自身の習慣を知り、行動目標が達成できたかどうかを把握することが重要です。
生活習慣の改善ができると、行動の改善がHbA1cや血糖値へどのように影響があるのかを理解できるようになります。
さらに行動目標の達成が継続して、効果が出れば、治療目標であるHbA1cなどの目標に近づいていくことが分かり、より意欲を持って生活習慣の改善につながります。

5.目標を設定して生活習慣を見直そう

HbA1cなど、医師が目指している治療目標の数値を確認してみましょう。医師はあなたが治療目標を達成するためのパートナーです。

そして、その目標を達成するために自分ができることの目標を設定して医師に話してみましょう。
宣言することで意識を高めることができます。

まずは、診察時に検査した結果、日々の体重や食事の記録をすることでまずは目標を意識することからはじめてみましょう。目標値とご自身の状態との差を意識し、変えられるところから行動を変え目標を達成することで、健康な人と変わらない質の高い日常生活を実現しましょう。

スマートフォンアプリ「生活習慣病のための「まいさぽ」」
まいさぽ
本エントリーでは「糖尿病」の治療目標、行動目標についてご紹介しましたが、これらの情報はすべてこのアプリで記録したり、医療者に情報を伝えたりすることができます。


<スマートフォンアプリ生活習慣病のための「まいさぽ」でできること>
① アカデミー
~生活習慣病について、クイズ形式でいつでもどこでも学べます~
② レシピ
~約2000のレシピから、カロリーや塩分量を指定して検索、食事療法に活用頂けます~
③ エクササイズ
~さまざまな運動の消費カロリー量や消費するのに必要な時間を検索できます~
④ ライフログ
~食事、運動、服薬と検査値を記録でき、グラフやリストで確認することができます~

※ 利用料は無料です(パケット通信料は利用者様の負担です)
※ 一部ご利用いただけないスマートフォン端末があります

生活習慣病の患者さん向けアプリのご紹介

生活習慣病のためのまいさぽ AppStore
Google Play

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本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。

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