糖尿病とコーヒーの関係性~糖尿病患者さんが知っておくべきコーヒーの飲み方~

糖尿病とコーヒーの関係性~糖尿病患者さんが知っておくべきコーヒーの飲み方~

こんにちは!Welbyメディア編集の海老澤です。

本エントリーでは、よく「糖尿病」患者さんが疑問に思っている「何を食べていいか?何を飲んでいいか?」にお答えするべく、「糖尿病」とコーヒーの関係性についてご紹介します。

 

1.糖尿病とコーヒーの関連について

2016年現在、「糖尿病」とコーヒーの関連性を調べる研究が、近年活発に行われています。
糖尿病」にコーヒーは良いのか、それとも悪いのかとても気になりますよね。

糖尿病予防にはコーヒーがおすすめ

糖尿病」とコーヒーの関連性について一番有益な情報は、コーヒーを飲むことが「糖尿病」予防につながる、といわれているということです。
1日に数杯コーヒーを飲む人と全く飲まない人を比較すると、飲む人のほうが、糖尿病を発症するリスクが軽減されるという研究結果が、続々と各所から出されています。
(参考:国立がん研究センター 予防研究グループ「精神的要因、コーヒーと糖尿病の関連について」

なぜ、糖尿病予防にコーヒーがいいの?

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」に、脂肪の燃焼効果があることや、食後の血糖値の上昇を抑制する効果があるとされているためです。
ただし、糖尿病予防を目的とした場合、コーヒーはブラックに近い状態で飲む必要があるそうです。甘いクリームや砂糖を過剰に摂取するとかえって「糖尿病」を招いてしまうので要注意です。

糖尿病患者でもコーヒーを飲んでも良いの?

糖尿病」予防にコーヒーが効果的であると言われていますが、すでに「糖尿病」を罹患している人は、コーヒーを飲んでも良いのでしょうか。

糖尿病」の患者さんはカフェインの摂取によって、インスリン感受性の低下を招く恐れがあります。
「インスリン感受性が低い」ということは、インスリンの働きや分泌量が正常であるのに、十分な効果を発揮していない状態です。つまりインスリンの働きが悪いことを指しています。「インスリン抵抗性が高い」とも言います。
そのため結論としては、「糖尿病」の患者さんにとっては、コーヒーに含まれるカフェインはインスリンの働きに影響を及ぼす恐れがあるため、飲み方に気をつける必要があるのです。

(参考:Could Energy Drink ‘Shots’ Raise Teens’ Diabetes Risk?

糖尿病」予防にコーヒーが良いので、糖尿病の患者さんにも良いのでは?と思われがちですが、すでに罹患している場合には悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

 

2.糖尿病患者のコーヒーの飲み方

胃を荒らさないよう注意

糖尿病」でもコーヒーが飲めることは、コーヒー好きの人にとっては喜ばしい話ですが、飲むタイミングさえ気をつければいい、というわけではないので気をつけて下さい。

空腹時にブラックのコーヒーを飲むと、胃に問題がある人の場合、刺激が強すぎて症状が悪化する恐れがあります。また、健康な人であっても空腹時のコーヒーはあまり好ましくありません。
「コーヒーを飲み続けていたら胃が荒れてしまった」などとよく言われますが、これは胃酸過多が原因です。
コーヒーは刺激が強く、胃酸を分泌させる働きを強めるため、空腹時に多量に胃酸を分泌させるのは、胃を荒らすことにつながります。
糖尿病」でない人であれば、食事中、食後に飲むのがベストですが、「糖尿病」の患者さんは悩ましいですよね。

そしてもう一つ気をつけたいのは、カフェインには、一時的に血圧を上昇させる働きがあるということです。「糖尿病」の患者さんは「高血圧」になりやすいため、飲み過ぎには注意して下さい。

飲むときのポイント

インスリン感受性を低下させず、胃に負担をかけない方法を考えると、両方を取るのは難しいかもしれません。しかしながら、少しでも悪い状態を避けることが大切です。

コーヒーを飲むときのポイント

・食間、もしくは食後2時間ほど経過してから飲む
・空腹時であれば、胃を保護する牛乳※を温めて先に飲む
・食事中であれば、炭水化物を取らない食事のときに飲む

※牛乳は低GI食品です。低GIとは食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。GI数値が低ければ低いほど、食後の血糖値の上昇幅が小さくなるといわれています。

上記はあくまでポイントです。1日に何杯、いつコーヒーを飲んで良いのかというのは、個人の状態によって異なります。「糖尿病」の患者さんは必ず医師に相談して、コーヒーを飲む量と時間を決めるようにしましょう。

 

まとめ

コーヒーは古来、嗜好品ではなく、薬として用いられてきました。体に良い影響を与えてくれる反面、疾患がある場合には注意も必要です。
また、コーヒーが好きな人にとっては、コーヒーが飲めないことは大きなストレスになり、かえって「糖尿病」の症状を進行させかねません。
我慢ばかりではなく、上手に調整していくことが大切です。自己管理をして食事面に気をつけていきましょう。

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著者紹介

海老澤 由依

Welbyメディアライター

身内ががんになったことをきっかけに、医療、健康に強い関心を持つ。運動不足と不摂生な生活を自覚し、生活習慣病予防のために最近ヨガやウォーキングに目覚める。また重度の腰痛持ちのため、日々のストレッチと骨盤ベルトは欠かせない。趣味は史跡・温泉地巡りと高校野球観戦。


本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。


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