糖尿病でもチョコレートを食べたいときは 〜糖尿病患者さんがチョコを選ぶポイントを紹介〜

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こんにちは!Welbyメディアの海老澤です。

糖尿病」や「高血圧」、「脂質異常症」などの患者さんが行っている、糖質や塩分、カロリーなどに留意した日々の食事制限は続けるのはなかなか難しいことだとよく聞きます。
特にどんな食べ物なら食べていいの?と疑問を持たれている方が多い印象があります。

そこで、本エントリーのテーマは男女ともに嫌いな人はいないのでは!?と思われる、スイーツの王道チョコレートについてです。「糖尿病」だけどチョコレートを食べたい!方や「糖尿病」だけどチョコレートって食べられるの?とご不安な方に「糖尿病」患者さんがチョコを選ぶポイントをご紹介します。

1.糖尿病でもチョコレートを食べたい場合

糖尿病にチョコレートは絶対に禁止ではない

糖尿病」の患者さんは血糖値の改善のため、食事療法を取り入れる場合があります。糖質制限やカロリー制限を、医師の指導の下で頑張っていらっしゃる方がほとんどでしょう。
そこでチョコレートを食べても良いの?と気になる患者さんもいるかと思います。

糖尿病」の患者さんは、「元々甘いものが大好きだった」という方も多いですよね。急にチョコレートは禁止ですと言われたら、ストレスになってしまい、ダイエットと同じでせっかくの食事療法がうまくいかないこともあるかもしれません。

糖尿病」の重度にもよりもますが、何が何でもチョコレートがダメというわけではないので、「糖尿病」とチョコレートについて、確認しておきましょう。

糖尿病でもチョコレートを食べたいときは〜糖尿病患者さんがチョコを選ぶポイントを紹介〜

チョコレートは血糖値を下げる効果があるの?

海外では、チョコレートがインスリン抵抗性を改善させるという研究結果が出ています。

インスリン抵抗性とは、インスリンが正常に働かないことを指します。インスリン抵抗性があると、食事で血液中のブドウ糖が高くなることを察知して、身体の細胞がブドウ糖を取り込まなくなり、血液中のブドウ糖の値、つまり血糖値が下がらない状態になります。

インスリン抵抗性を改善させることにより、身体の細胞がブドウ糖を取り込み、血糖値が下がります。

日本ではチョコレートの健康効果について、明治製菓によって実証研究が行われ、血圧の低下が認められたことから、生活習慣病の予防などで注目されていますが、チョコレートと「糖尿病」の関係については2016年現在実証されていません。

参考:チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究

チョコレートは薬ではないため、「糖尿病」の患者さんに100%有益かどうかは判断が難しいため、バランスを考える必要があります。
そのため現時点では、チョコレートの摂取は医師と相談の上、決めるようにすると安心です。

 

2.糖尿病患者がチョコレートを選ぶポイント

チョコレートといっても多くの種類があります。「糖尿病」の患者さんにとってどのチョコレートが望ましいか、確認しておきましょう。

ハイカカオチョコレートを選ぼう

ハイカカオチョコレートとは、カカオの含有量70%以上のチョコレートのことです。
「ポリフェノール」という成分を聞いたことがある人も多いかと思いますが、赤ワインやカカオに多く含まれていて、強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれる働きがあります。
このポリフェノールの種類である「フラボノイド」が、「動脈硬化」などの糖尿病合併症の予防につながるとされているのです。
しかしながら、予防につながるといってチョコレートを食べすぎるのは問題です。「糖尿病」を進行させる恐れがあるので、くれぐれも注意して下さい。
食べても良いグラム数は個人差があるので、必ず医師に相談しましょう。

糖質が少ないチョコレートを選ぼう

糖類ゼロや砂糖不使用のチョコレートが話題となりましたが、糖質やカロリー制限を行っている「糖尿病」患者さんにはとても嬉しいチョコレートですよね。
しかしながら、注意したいことがあります。
糖類ゼロ、砂糖不使用と表現されているチョコレートでも、糖質がまったくのゼロではありません。
これは、ショ糖や乳糖などがゼロであって、多少の糖質が含まれています。
そのため、パッケージに大きく書いてあるキャッチフレーズだけで安心するのではなく、裏面の表記も確認するようにすると安心です。

糖尿病でもチョコレートを食べたいときは〜糖尿病患者さんがチョコを選ぶポイントを紹介〜02

低GIのチョコレートを選ぼう

GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標のことです。
GIが高い食品は、食後に血糖値を急激に上昇させるため、血液中の糖の処理に、多量のインスリンの分泌が必要です。
反対にGIが低い食品では、血糖値の上昇がゆるやかになるため、インスリンが過剰に分泌されることが減るといわれています。

参考:大塚製薬「GIについて学ぼう」
参考:糖尿病や低血糖症の患者さんに!「低GI値食品」を使った簡単健康レシピ 〜「秋の味覚の王様“松茸”でつくるほかほか炊き込みご飯」を作ってみた〜

インスリンの分泌が異常となっている「糖尿病」の患者さんがチョコレートを食べるのであれば、低GIのものを選ぶことが安心だといわれています。意識してみてはどうでしょうか。

ミルクよりビターチョコレートの方が糖質は多いので注意!

チョコレートにはミルク、ビター、ホワイト、ブラックなどの味がありますが、一般的な板チョコの場合、ミルクチョコレートの糖質が一番低い傾向があるといわれています。
チョコレートの味は、ミルクとカカオの含有量によって変わります。
カカオの苦味を緩和させるために、ミルクチョコはミルクで苦味を緩和しているのですが、ビターやブラックの方が甘味料を多く使って、味を調整しているためです。もちろん、砂糖不使用のチョコレートの場合はこの限りではありません。気になる方は表記を確認してはいかがでしょうか。

 

3.チョコレートの比較してみよう

ロッテ、明治、森永のチョコレートの比較

国内の製菓メーカーによる、糖類やカカオにこだわったチョコレートを比較してみました。

メーカー
チョコ名
1個あたりの
グラム数
糖質 カロリー カカオ ポリフェノール
ロッテ

ロッテZERO砂糖ゼロ・糖類ゼロ

1本あたり10g 3.9g 48kcal 表記なし 表記なし
明治製菓

明治チョコレート効果 CACAO72%

1粒あたり
5.0g
1.67g 28.5kcal 72% 127mg
森永製菓

森永製菓カレ・ド・ショコラ

1枚あたり4.8g 1.8g 27kcal 70% 108mg

<特徴>
(1)ロッテZERO 砂糖ゼロ・糖類ゼロ
砂糖や乳糖などの糖類を含んでないことが特徴です。
(引用:株式会社ロッテ

(2)明治チョコレート効果 CACAO72%
ハイカカオチョコなので、スッキリとした味わいです。
(引用:株式会社明治 チョコレート効果

(3)森永カレ・ド・ショコラ<カカオ70>
高カカオでありながら、口溶けなめらかな人気商品です。
(引用:森永製菓株式会社 カレ・ド・ショコラ<カカオ70>

薬局で買う「ドクターズチョコレート」

低GIチョコレートは薬局やネット通販などで購入が可能です。
1袋30gあたり500円と値段が高いのですが、人気の高さから品薄状態とのことです。

 

4.まとめ

糖尿病」であっても、減量が必要なアスリートのような厳しい食事制限をしなければならないのではなく、大切なのは自己管理をして食べるものを選ぶことです。
今回紹介したチョコレート以外にも、多くの高カカオや糖類ゼロなどのものがあるので、是非自分好みのチョコレートを探してみてはどうでしょうか。
甘いものを食べたいのに我慢していては、ストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。過度なストレスはかえって「糖尿病」を進行させることも考えられます。医師と相談して、甘いものやチョコレートの摂取量をコントロールすることが生活習慣病の予防や治療につながります。

そこでウェルビーでは、自己管理に最適な、簡単に記録ができるスマートフォンアプリ「Welbyマイカルテ」の使用をおすすめしています。
このアプリは、血圧、血糖値、体重のほか、運動や食事、薬の内容などを記録できるだけではなく、自動でグラフ化し、見た目にも分かりやすいことから、続けやすいことが特徴です。
また、医師や栄養管理士などとデータを連携できるので、アドバイスをもらうこともでき、安心して記録を続けていくことができます。
医師から直接勧められることも多いアプリなので、ぜひご活用ください。以下から無料でダウンロードが可能です。

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