LDLコレステロール(LDL-CL)の解説文を考えよう!LOVEプロジェクト

LOVE(Laboratory Opinion team for Very easy Explanation)プロジェクトでは、患者さんが馴染みのない検査値をより患者さんにとってわかりやすくすることにより、病気に対する取り組みを応援していきます。

1.LDLコレステロール(LDL-CL)とはどんな検査値なの?

今回の検査値は、患者さんと「脂質異常症」「動脈硬化」の患者さんがよく測定する「 LDLコレステロール(エルディーエル・コレステロール)」についてです。
LDLは肝臓で作られたコレステロールを運ぶ役割を担っています。LDLコレステロールの値が高いと余分なコレステロールが血管内に多いということになり、脂質異常症や動脈硬化の原因となるため、それらの病気であるか否かの判断やその治療、管理の指標として重要な検査値です。

今回のLOVEプロジェクトでメンバー内で話し合った結果、LDLコレステロールを簡単に言うと

コレステロールには善玉、悪玉があり、
LDL-コレステロールは悪玉を意味する。
悪玉コレステロールは血管に溜まる。
増加しすぎると、動脈硬化を進行させる。

 

です。

 

2.どうするとLDLコレステロールは高くなる?低くなる?

LDLコレステロールの値は食事や運動、そして薬で管理することが重要です。
食事は動物性脂肪の多い肉類などが多いと高くなるといわれています。代わりに不飽和脂肪酸(DHAやEPA)を豊富に含むイワシやサンマ、サバ、カツオ、マグロなどの青魚を積極的に食べると効果があるといわれています。
また、運動ではウォーキングなどの有酸素運動が最適です。
ただし、過度に運動をするのは危険ですので、かかりつけ医に確認の上、運動をしてください。

 

3.どんなときに検査するの?

では、どんなときにLDLコレステロールを検査するのでしょうか?

糖尿病やメタボの検査と併せて測る。
動脈硬化を疑われた場合に検査する。

 

また、LDLコレステロールは健診や人間ドックで測定することが多い検査値です。

 

4.LDLコレステロールはいくつだと安心?

LDLコレステロールは健診や、糖尿病であるか否か、心筋梗塞、狭心症などの冠動脈疾など疾患の有無により基準値が変わります。検診の場合は60~139mg/dl、糖尿病の場合は~119mg/dl、心筋梗塞、狭心症の場合は~99mg/dlとされています。

LDL

※閉経後の女性の健診の基準値は70~159mg/dlと高めに設定されています。
※詳細はかかりつけ医にご相談ください。

 


医師紹介

小谷先生

自治医科大学 地域医療学
教授
小谷 和彦

~専門分野~
地域医療学、臨床検査医学

~先生から一言~
キャッチフレーズは
「health promotion through clinical laboratory medicine」
ぜひ、一緒に考えて行きましょう。


著者紹介

岸 倫太郎

Welbyメディア専属ライター

両親をはじめ医業に就く親族が多く、幼少期より医療に触れ、日本の医療の可能性と課題感を持つ。
ITを活用するなど、民間企業だからこそできる医療貢献の形があることを知り、2013年に、株式会社ウェルビーへ入社。
ウェルビーでは、経済産業省と共同で健康サポートに関する研究を推進するほか、
全国の病院・クリニックと連携し、PHR(Personal Health Record)の導入支援を担当。
現在は、生活習慣病患者さん向けの啓発活動などを担い、「Welbyメディア」に記事を執筆中。
患者さんへ「正しい情報」を「正しいタイミング」で「わかりやすく」伝えることをモットーに記事執筆の日々。


本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。

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