BUN(尿素窒素)の解説文を考えよう!LOVEプロジェクト

LOVE(Laboratory Opinion team for Very easy Explanation)プロジェクトでは、患者さんが馴染みのない検査値をより患者さんにとってわかりやすくすることにより、病気に対する取り組みを応援していきます。

1.BUN(尿素窒素)とはどんな検査値なの?

今回の検査値は、腎臓に障害がないか判断するためによく測定する「BUN(ビーユーエヌ)」についてです。

BUN(Blood Urea Nitrogen / 尿素窒素)は、血清成分からタンパク質以外の残余窒素の約3割~4割を占めている成分です。

余分に摂取したアミノ酸が分解されるとアンモニアが発生します。アンモニアは身体にとって有害であるため、肝臓でアンモニアを無毒な尿素に変えるときにBUNが作られます。BUN(尿素窒素)は腎臓でろ過されて尿として身体の外に出されますが、腎臓の働きが悪くなるとろ過できない分が血液中に残ってしまい、血液中のBUN (尿素窒素)の値が上がります。そのため、BUN (尿素窒素)は腎臓の働きをみるために検査されます。

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今回のLOVEプロジェクトでメンバー内で話し合った結果、BUN (尿素窒素)を簡単に言うと

タンパク質の分解された老廃物であり、
腎臓によって尿に排出される。
腎臓の働きが悪くなると血液中にたまり、数値が上がる。

 

です。

 

2.どうするとBUNは高くなる?低くなる?

上述の通り、腎臓がダメージを受けると血液中のBUN (尿素窒素)の値が高くなります。また、タンパク質の取りすぎや脱水、心不全、大量の消化管の出血、甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍などでも数値が上昇するといわれています。

逆にタンパク質の摂取量が不十分であると数値が低くなります。また、肝臓の働きが悪く尿素が作られない場合もBUN (尿素窒素)の数値が低くなります。

 

3.BUNはいくつだと安心?

BUN (尿素窒素)の基準値は8mg/dl~20mg/dlと言われています。

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※詳細はかかりつけ医にご相談ください。

 


医師紹介

小谷先生

自治医科大学 地域医療学
教授
小谷 和彦

~専門分野~
地域医療学、臨床検査医学

~先生から一言~
キャッチフレーズは「health promotion through clinical laboratory medicine」
ぜひ、一緒に考えて行きましょう。


著者紹介

岸 倫太郎

Welbyメディア専属ライター

両親をはじめ医業に就く親族が多く、幼少期より医療に触れ、日本の医療の可能性と課題感を持つ。
ITを活用するなど、民間企業だからこそできる医療貢献の形があることを知り、2013年に、株式会社ウェルビーへ入社。
ウェルビーでは、経済産業省と共同で健康サポートに関する研究を推進するほか、
全国の病院・クリニックと連携し、PHR(Personal Health Record)の導入支援を担当。
現在は、生活習慣病患者さん向けの啓発活動などを担い、「Welbyメディア」に記事を執筆中。
患者さんへ「正しい情報」を「正しいタイミング」で「わかりやすく」伝えることをモットーに記事執筆の日々。


本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。

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