[PR]糖尿病について学ぼう(1) 治療の第一歩は病気を知ること

糖尿病について学ぼう(1) 治療の第一歩は病気を知ること

「糖尿病を学ぼう」シリーズは、「糖尿病」の治療や予防に取り組む方に向けた、疾患を学び、治療に取り組むことのサポートを目的としたエントリーです。

「糖尿病を学ぼう」シリーズの第1弾となる本エントリーでは、「糖尿病」と診断された方、またはその疑いがある方が、「糖尿病」の基礎知識を身につけるために、「糖尿病」とはどんな病気なのかを紹介します。

 

1.糖尿病とは

糖尿病とは

血糖値が高くなる病気「糖尿病」

全身の細胞のエネルギーとして使われるブドウ糖は、血液によって全身に送り届けられています。血液中のブドウ糖の濃さの値を血糖値と呼びますが、「糖尿病」とは血糖値が高くなる病気です。
「糖尿病」は、1型糖尿病と2型糖尿病に分類されます。「糖尿病」の患者さんのほとんどが2型糖尿病だといわれています。1型糖尿病の発症はあらゆる原因がありますが、膵臓(すいぞう)細胞が破壊された時に起こります。対して、2型糖尿病は生活習慣を主とした危険因子をきっかけに発症します。日本人の成人の「糖尿病」の約95%が、2型糖尿病といわれています。

日本の糖尿病患者は予備軍を含め2050万人

2012年厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査」によると、日本の「糖尿病」が強く疑われる人は950万人、「糖尿病」の可能性を否定できない人が1100万人に上ると推計しています。合計すると2050万人、日本人のおよそ5人に1人が「糖尿病」もしくはその予備軍であるとされています。

糖尿病独特の自覚症状はあまりなく、分かりにくい

血糖値が多少高い程度(200mg/dl前後)ではほとんど症状は現れないといわれています。
血糖値がもう少し高い場合(300mg/dl~400mg/dl)は、下記の症状が現れることがあります。

① のどが渇き、尿の量が増える
② 倦怠感(疲れやすさ)を感じる
③ 体重が減る

加えて、皮膚に出来物ができやすくなったり、集中力がなくなる、おなかがすく、やせてくる、やせてくるなどもよく現れる症状です。

しかし、これらの症状も血糖値が高くない健康な人でも割とよく起こりがちな珍しくない症状です。そのため、自覚症状から糖尿病に気付くことはあまりないといわれています。
そのため、糖尿病の人の多くは、住民健診や職場検診などの検査で発見されます。

血糖値がさらに高くなると(およそ500mg/dl以上)、吐き気や嘔吐、あるいは意識が遠のく、昏睡に陥るなど危険な状態になることがあります。

2.糖尿病の検査

血糖を測定する検査

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

HbA1cの検査とは「約1~2か月間の血糖コントロール状態」を表す血液検査です。
赤血球中に含まれている血色素・Hb(ヘモグロビン)がブドウ糖と結合した状態の成分を指し示すのがHbA1cです。ヘモグロビンは血液中のブドウ糖と結合しやすい性質をもっており、血流に乗って酸素を全身に運ぶ役割を果たしています。
体内で作られた赤血球の半減期(量が半分に減るのに要する時間)は約1か月といわれています。このことからHbA1cは、検査時点からさかのぼって約1~2か月間の血糖コントロール状態を示します。検査結果はHb・ヘモグロビン全体に占める糖化されたヘモグロビンの割合で表すため、単位は%で表します。
該当の血液検査でHbA1cを測定し、それを医師に共有することが重要です。

血糖値

医療機関での血液検査に加え、家庭で患者さん自身で測定する自己血糖測定(SMBG)があります。
血糖値は、血液1デシリットルあたりにブドウ糖が何ミリグラム溶けているかで表わします。そのため単位は「mg/dl」となります。健康な人の血糖値は、いつでも70~140mg/dlの範囲に収まっています。

自己血糖測定(SMBG)

自己血糖測定(SMBG)

 

インスリンの分泌量が減っていないかを調べる検査

血中C―ペプチド・尿中C-ペプチドの測定

血中、尿中のインスリンの量を調べる検査です。
C―ペプチドはインスリンができる前段階の物質(前駆体)である「プロインスリン」の一部分です。プロインスリンからインスリンが分かれて血液中に分泌されるとき、それと同じ量のC-ペプチドが血液中に出てきます。

なお、C-ペプチドはインスリンと異なり、体内で利用されることはなく、尿に混ざって排出されます。尿中C―ペプチドの検査では一定時間(多くは24時間)分の尿をためておき、測定します。血中C―ペプチドは採血時点、尿中C-ペプチドは1日当たりのインスリンの分泌量を把握するという違いがあります。

グルコース糖負荷試験 / 75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)

「糖尿病」の診断のために用いられる検査で、75gのブドウ糖を含む溶液を飲んで、その後の血糖値の変化から糖尿病か否かを判定するものですが、同時に血中のインスリン濃度(またはC-ペプチド)を測ると、膵臓のインスリン分泌能力を知ることができます。
この際、ブドウ糖を飲む前の血中インスリン濃度と、ブドウ糖を飲んだ30分後の血中インスリン濃度の差を、同じ時間内に生じた血糖値の変化の差で割った数値を以下の計算式で算出します。これが低いほどインスリン分泌能力・反応性が低下していると判断されます。これをインスリン分泌指数(Insulinogenic Index:I I )と呼びますが、糖尿病ではたいてい0.4未満と低値になります。
I I =Δ I R I (30’-0′) μU/mL/Δ PG (30’-0′) mg/dL

グルカゴン負荷試験

グルカゴンは膵臓のα細胞から分泌されているホルモンで、肝臓のグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させたり、インスリン分泌を刺激する作用をもってます。そのグルカゴンを注射して、その後の血糖値や血中インスリン濃度(またはC-ペプチド)から、膵臓のインスリン分泌能力を調べるのが、グルカゴン負荷試験です。グルコース糖負荷試験と似ていますが、グルカゴンは膵臓のβ細胞を直接刺激してインスリン分泌を促すので、インスリン分泌能力に的を絞って調べるときに適した検査です。

 

インスリンが作用する細胞の感受性が低下しているかを調べる検査

インスリン負荷試験

インスリン抵抗性の程度を調べる方法の一つです。インスリンを静脈から注射したあと、血糖値を数分おきに測定します。インスリン抵抗性がなければ、注射されたインスリンの働きで血糖値は低下しますが、インスリン抵抗性があると、血糖値の低下スピードが遅くなります。

インスリンが作用する細胞の感受性を調べる検査は、インスリン負荷試験のほかに、グルコースクランプ法やHOMA-2指数もあります。

インスリンの分泌量が減っていないかを調べる検査とインスリンが作用する細胞の感受性が低下しているかを調べる検査はそれぞれの程度を調べることで、より的確な治療が行えるといわれています。詳細はかかりつけ医にご相談ください。

 

3.まずは「糖尿病」を学ぼう

病気の治療の第一歩は「病気を知ること」です。
とはいえ、医療者に教わったり、自身で調べることはそれほど楽なことではありません。
そこで今回紹介するのは、スマートフォンアプリ「生活習慣病のための「まいさぽ」」です。

スマートフォンアプリ「生活習慣病のための「まいさぽ」」
まいさぽ
 

本エントリーでは「糖尿病」の基礎知識と検査についてご紹介しましたが、これらの情報はすべてこのアプリで学ぶことができます。


<スマートフォンアプリ生活習慣病のための「まいさぽ」でできること>
① アカデミー
~生活習慣病について、クイズ形式でいつでもどこでも学べます~

② レシピ
~約2000のレシピから、カロリーや塩分量を指定して検索、食事療法に活用頂けます~

③ エクササイズ
~さまざまな運動の消費カロリー量や消費するのに必要な時間を検索できます~

④ ライフログ
~食事、運動、服薬と検査値を記録でき、グラフやリストで確認することができます~

 

生活習慣病の患者さん向けアプリのご紹介

生活習慣病のためのまいさぽ AppStore
Google Play

※ 利用料は無料です(パケット通信料は利用者様の負担です)
※ 一部ご利用いただけないスマートフォン端末があります


本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。

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