糖尿病って何科にいくの?~糖尿病と疑われたら、診断されたら~

糖尿病と疑ったら、診断されたら~糖尿病って何科にいくの?~

こんにちは!Welbyメディア編集の海老澤です。

健康診断などの結果、HbA1c血糖値の数値が高く、「糖尿病」の疑いがある時、または「糖尿病」と診断された時、通院を促されることがあるかと思います。そんな時、どの診療科目に行けばいいのかわからない!そんな「糖尿病」の患者さんの声にお応えして、本エントリーでは「糖尿病」に関連する診療科目について記載します。

1.糖尿病と疑われる、診断されたら

「もしかして私…糖尿病かも?」

健康診断で「糖尿病」が疑われる判定が出たら、一刻も早く治療を受けることで、「糖尿病」の重症化を未然に防ぐことができる可能性が高まります。

しかしながら、治療を受けるためには何科を受診すれば良いのか悩んでしまいますよね。

1-1. 糖尿病の検査・治療できる診療科

糖尿病の治療ができる医師がいる診療科は下記の通りです。

■診療科を決める

・内科

・内分泌代謝内科

・糖尿病内科

・糖尿病科

・糖尿病外来

など

一般的には、多くの一般内科で検査を実施しています。

その中でも、内分泌代謝内科、糖尿病内科など、分かりやすく糖尿病の診療を掲げているところであれば、検査だけでなく、その後の治療も受けることが可能です。

はっきりと症状がある場合は、「糖尿病」の進行が進んでいる可能性があるので、最初から専門医のいるクリニックや診療科を選ぶこともできます。

■糖尿病の診断や治療ができる病院を探す

全てのクリニックが掲載されているわけではありませんが、近くのクリニックを調べるときに便利な医療機関リストなので、参考にしてみて下さい。

1)患者さんのための医療機関検索サイトWelbyマップ

2)糖尿病ネットワーク 糖尿病患者さんの医療機関リスト

3)一般社団法人日本糖尿病学会 糖尿病専門医の検索

通院することを考えると、近距離にある病院を選んだ方が通いやすいのですが、糖尿病は長く付き合っていく疾患なので、何でも相談できる自分と相性の良い医師を見つけることが大切と言えます。

1-2. 疑われる糖尿病の初期症状はないか?

風邪やインフルエンザ、アレルギーなどと異なり、「糖尿病」は初期の自覚症状があまりなく、HbA1cや血糖値を測定して初めて疑われるケースが多い疾患です。そのため、日常生活ではなかなか気付きにくいことが患者さんが増えている要因の一つではないでしょうか。

参考として、一般的には以下の症状が「糖尿病」の初期症状といわれています。

■糖尿病の自覚症状

・尿の量が増える
血糖値が高い状態のとき、腎臓が血液中のブドウ糖を水分とともに尿として排泄するため、必然的に尿の量が増えることがあります。

・口や喉が渇く
尿の量が増え、体内の水分が減ることから、口が乾いたり、喉が乾いて水分をたくさん飲むようになったりします。

・体重が減少する
インスリンの作用が低下すると、ブドウ糖をうまくエネルギーに変換させることができなくなります。そのため、筋肉や脂肪が分解されてエネルギーとして使われるようになるので、体重が減少していくことがあります。

(詳しくはこちら:糖尿病の初期症状!病気を知って、症状をチェックして糖尿病対策!

これらの自覚症状に加えて体のだるさがある場合、早く検査を受けることが推奨されています。

糖尿病」は比較的自覚症状がない疾患ですが、自覚症状があると「糖尿病」は既に進行していて、血糖値が高い状態が長期間続いている可能性があります。

1-3. 糖尿病の検査内容

糖尿病の診断のために受けるおおよその検査は以下の通りです。

・問診および体重測定
・尿検査
HbA1c血糖値の検査

まずは尿検査で、ブドウ糖が排泄されていないかを検査します。
そして血液検査で、HbA1c血糖値を値を調べます。

これらの検査値をもとに、総合的に判断して初めて「糖尿病」と診断されます。

加えて、実際にブドウ糖を飲んで、時間経過と血糖値の推移を確認する「75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)」などが行われます。

補足)子供の糖尿病は注意が必要

子供の「糖尿病」は先天性の原因で、「1型糖尿病」を発症するケースがほとんどです。

食事などの生活習慣が原因で成人が発症する「2型糖尿病」は進行がゆっくりであるのに対し、子供の「糖尿病」は発病して数日から数週間の間に、急激に高血糖の症状が現れるといわれています。

症状は多飲、多尿、体のだるさで、成人の「糖尿病」と似ています。

受診する診療科は、まずかかりつけの小児科医に相談するか、大人と同様に「糖尿病」の専門医に相談すると良いでしょう。

子供の「糖尿病」で特に気をつけなければならないのは、高血糖の状態ために昏睡に陥るケースがあるということです。異変を感じたらすぐに医療機関へ行くことが重要です。

2.自覚症状があってからでは危険な糖尿病

2-1. 手足のしびれ~糖尿病神経障害~

糖尿病」で手足のしびれが起こる場合は、高血糖の状態が続くことで起こる三大合併症の1つ、「糖尿病神経障害」の可能性があります。

糖尿病」は自覚症状がないことが多いため、放置してしまう人も中にはいるようですが、治療をしないと、神経症状が起き、壊疽(えそ)の原因となって下肢の切断という状態にもなり得ます。

そのため症状が出ているならば、一刻も早く「糖尿病」の専門医のいる医療機関を受診し、治療を開始することが大切です。

2-2. 症状のチェック

「糖尿病神経障害」の自覚症状は以下のとおりです。

・足先や足裏のしびれ

・夜間に強いしびれ

・こむら返り

しびれは感覚神経の障害で起こります。足のしびれを訴える患者さんが多いのですが、手や腕のしびれもよく見られます。しびれの感覚としては「ぴりぴり」「じんじん」「チクチク」などと表現されますが、この限りではありません。

2-3. 検査内容

「糖尿病神経障害」と診断する検査に決まったものはないため、「糖尿病」の診断と、アキレス腱の反射や痛覚神経の検査などいくつかの体の反応のテストを行い、総合的に診断されます。

その後、手足のしびれの状態を治療でする場合は、まずは血糖をコントロールする薬や、活性型のビタミン剤、神経細胞に十分な酸素や栄養を届けるため、血管を拡げる薬が用いられます。
そしてしびれや痛みを直接緩和させるために、消炎鎮痛薬を使うこともあります。

(参考:日本糖尿病学会 科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013

3.まとめ

糖尿病」が疑われる自覚症状がある場合は、1日も早く医師の診断を受けることが重要です。

糖尿病」は生活習慣の改善が必要で、薬を飲んで検査値がよくなっても生活習慣が改善されないとまた検査値が基準値を上回り、即座に治る疾患ではないといわれています。そのため、長く付き合っていく疾患であり、医師との連携や血糖のコントロールなどの自己管理がとても大切です。

そこでウェルビーでは、記録ができるスマートフォンアプリ「Welbyマイカルテ」の使用をおすすめしています。

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また、医師や栄養管理士などとデータを連携できるので、アドバイスをもらうこともでき、安心して記録を続けていくことができます。

医師から直接勧められることも多いアプリなので、ぜひご活用ください。以下から無料でダウンロードが可能です。

Welbyマイカルテ

著者紹介

海老澤 由依

Welbyメディアライター

身内ががんになったことをきっかけに、医療、健康に強い関心を持つ。運動不足と不摂生な生活を自覚し、生活習慣病予防のために最近ヨガやウォーキングに目覚める。また重度の腰痛持ちのため、日々のストレッチと骨盤ベルトは欠かせない。趣味は史跡・温泉地巡りと高校野球観戦。


本記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証したり、標ぼうするものではなく、また医師・医療従事者等による情報の提供は、個別具体的な患者に対する診断・治療行為ではありません。本メディア上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねます。すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。本コンテンツに関するデータ、掲載内容、出演/監修者等の所属先や肩書、提供先の企業/団体名やリンクなどは掲載当時のものです。


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